そのとき、油をバイオ燃料にするための「エステル交換」を実演してお見せしてますが、
そのデモの一つで新の(未使用の)植物油をエステル交換するとき、
4月のセミナーではエコナを使ってみました。
(たまたま、もらったエコナが2〜3本あったので)。
すると、メタノールと水酸化ナトリウムを加えたところで、ふわっと白くなってびっくり!
セミナーの参加者が注目する前で、数秒間フリーズしてしまいました。

それでもいちおうグリセリンと分離して、1ヶ月も置いておくとそれっぽくはなったのですが。。。でもまだ曇ってますね。
右は慌てて別の植物油でやりなおしたデモ。
マジックでバッテンが書いてあるのは、ペットボトルを振っただけでは化学反応が不十分なので、車の燃料には適さないとの表示です。
エコナって、いったい、何者!!!
それまで自分では買ったことも食べたこともなかったので、ネット検索してみると。。。
花王のサイト曰く、大豆油や菜種油を原料に、酵素(リパーゼ)を利用して製造したジアシルグリセロールが主成分とのこと。
http://www.kao.co.jp/econa/products/01/index.html
油を分子から作り替えた、化工油だったんだ!
油って、種類や状況により、身体にとって栄養にも毒にもなるとは、前から知ってはいました。
初めての方は、丸元淑生の『図解 豊かさの栄養学2』(新潮文庫)がお勧めです。
キースも食べ物に詳しいので、うちではバターとオリーブ油しか使ってません。
車を天ぷら油で走らせていると毎日天ぷらしているのかと思われますが、うちではそもそも揚げ物をしないので、燃料にする廃食油は外からもらってきてます。
オリーブ油もエキストラ・バージンだけど、業務スーパーで1リッター700円くらいで買うので、身を守るための予算の許容範囲と思うし。
マーガリンも(安い)液体の植物油に水素添加して不飽和脂肪酸を固形化し、(高い)バターの代わりに企業が「健康的!」と売り出した物。
でもそのトランス脂肪酸の危険性については、前々から知られていました。
耳を傾けない、わざと無視する人(企業)も多かったようですけどね。
それでもついにトランス脂肪酸を制限する方向に世の中は動き始めたようです。
ネット検索するなかで、「食の安全協会」のサイトを見つけました。
危険なトランス脂肪酸
http://www.food-safety.gr.jp/syokuhinhyouji/torannsusibousan.htm
エコナについての記述もありますね。。。
http://www.food-safety.gr.jp/syokuhinhyouji/yusime-ka-situmon.htm
食べるにも、バイオ燃料にするにも、油ってほんと奥が深い!
つくづく勉強不足を実感でした。
